「プラチナナース」は、定年前後の年齢で看護師として現職で働いている人の総称として使われています。定年を迎える看護師が、次の人生プランを計画する際に「また看護師として働きたい」と考える人は少なくありません。日本で最も人口が多いといわれている第二次ベビーブームに生まれた人たちはこの10年間の間に50代から60代前半になってきます。プラチナナースの需要は年々高まる一方です。
なぜプラチナナースの需要が高いかというと、1つ目は現場で経験を積んだ最も即戦力の看護師だからです。看護師は、年齢問わず需要は高いのですが、新人看護師を指導したりリーダーシップなどを考えるとプラチナナースが1人いることで看護師長のサポートから教育係などの仕事で活躍することができます。
2つ目は看護師は慢性的な人手不足だからです。プラチナナースに限らずどの年代でも看護師は求められています。病院勤務だけではなく、訪問看護、特養施設勤務など勤務先が異なる仕事も看護師はできます。夜勤があって週6日、とまではいかなくても、時間に余裕をもちながら、体力に応じて今までの経験を生かすことができます。
3つ目は責任ある仕事や資格を取得しやすいからです。プラチナナースだとISO取得や看護師長の経験などをしている人もいます。同じ病院でも「もう少し働いてほしい」というお声がけがあるでしょう。退職理由が定年で、その後の仕事はしないと思うならそのままでも構いませんが体が自由になっている間、社会とつながっていたいと考えるプラチナナースも多いはずです。ずっと看護師として活躍したい人は、ぜひ〚プラチナナースの活き活き計画〛を読んでみてください。